<参加受付中!>第24回「本の学校連続講座」

出版の未来像創造事業

本の学校 出版産業シンポジウム2020 オンラインで本の“いま”を語ろう

※本イベントは配信のみでご参加いただけるイベントです。

本の学校 出版産業シンポジウム2020
オンラインで本の“いま”を語ろう

1995年から5年間にわたり、鳥取県大山町で開かれた「本の学校大山緑陰シンポジウム」は、2006年には「出版産業シンポジウムin東京」に引き継がれ、これまで「東京国際ブックフェア」や「神保町ブックフェスティバル」の協賛企画として開催してきました。15回目を迎える本年は、「本の学校・出版産業シンポジウム2020~オンラインで本の“いま”を語ろう」として、11月7日(土)8日(日)に、オンラインセミナーとして開催します。

新型コロナウィルスによって引き起こされた社会の思いもよらない変化は、本をめぐる状況にも及びました。これまで語られてきた書店、図書館、出版、読書をめぐるさまざまな課題は、コロナ禍を経てどのように変わり、どのように引き継がれていくのでしょうか。そうした疑問を、そこに携わる人々がオンライン上で議論します。

皆様のご参加をお待ちしております。

●日時 2020年 11月7日(土)~8日(日)
●会場:オンライン ※Zoomウェビナーを使用
●セミナー参加費:1講座2,200円(税込) ※事前申し込み・クレジットカード・コンビニ決済による前払い制

※参加者の方々には事前に、Peatix内メールにてオンライン視聴の方法をお伝えいたします。
※アーカイブ配信はございません、ライブ配信のみです。
※本公演をご視聴いただくためには、PC/タブレット/スマートフォンが必要になります。

主催:特定非営利活動法人 本の学校
後援:日本書店商業組合連合会 書店新風会 日本書籍出版協会(予定) 日本雑誌協会 日本出版インフラセンター 出版文化産業振興財団 版元ドットコム 日本出版学会

本の学校出版産業シンポジウム2020 オンラインで本の“いま”を語ろう

第1フォーラム

2020年11月7日(土) 12:30~14:00

災害と書店と読書
~大災害・コロナ禍で考える本屋と本の価値~

新型コロナウイルス感染拡大によって、多くの書店が休業や感染者の発生など苦労を強いられる一方で、地域書店には多くの人が訪れ、改めてその存在が見直されています。かつての阪神淡路大震災や東日本大震災などの大災害でも、人々は本や書店を求めたと言われます。いま、この状況下で改めて書店という存在について、南相馬で本屋フルハウスを開業した作家の柳美里氏、仙台で出版活動続け2019年からは古書店も営む荒蝦夷の土方正志氏、神戸市須磨区で井戸書店を営業する森忠延氏が、ライターの永江朗氏のコーディネートで災害と書店や読書について考えます。

■コーディネーター:永江朗(ライター)
■パネリスト:柳美里(作家、フルハウス・南相馬市)、土方正志(荒蝦夷・仙台市)、森忠延(井戸書店・神戸市須磨区)

【参加申し込み】https://honnogakko2020aki01.peatix.com

 

第2フォーラム

2020年11月7日(土) 15:00~16:30

なぜいま小さな本屋が増えているのか
~日本と韓国での本屋創業事情を語る~

日本ではかつて2万軒以上あった書店が1万店を下回るまで減少しています。その一方で、小規模書店を開業する人々が増えているように見えます。また、韓国では2015年に70店余だった個性的な個人書店やブックカフェなどが400店ほどに増えているそうです。なぜ、この時代に書店開業を目指す人々がいるのかを、10年前に書店を創業し、書店開業を目指す若者たちをサポートしているブックスキューブリックの大井実氏と、アメリカ留学後に故郷の町(クミ)にサンイル文庫を開業したキム・キジュン氏が対談します。

■コーディネーター:白源根(本と社会研究所)、星野渉(文化通信社)
■パネリスト:大井実(ブックスキューブリック)、キム・キジュン(サンイル文庫)

【参加申し込み】https://honnogakko2020aki02.peatix.com

 

第3フォーラム

2020年11月7日(土) 17:30~19:00

出版営業のデジタル化推進
~オンライン商談の最新活用例を知る~

新型コロナ禍で、出版社や販売会社は書店への訪問営業が難しくなり、商談会等の集まりも軒並み開催できくなりました。しかし、こんな状況を逆手に取り、オンライン会議システムやSNS、等を活用した新たな営業スタイルを構築する事例がいくつも起こり始めています。本分科会では「出版営業のDX推進」に関する実施例を紹介いただくとともに、今後の効率的な「出版社と書店とのコミュニケーションのありかた」について議論します。

■コーディネーター:梶原治樹(扶桑社)
■パネリスト:谷口奈緒美(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、三芳寛要(パイインターナショナル)

【参加申し込み】https://honnogakko2020aki03.peatix.com

 

第4フォーラム

2020年11月8日(日)13:00~14:30

コンテンツと読者の新たな場の設計

ここ数年、急速に本と読者の接点が多様化しています。サブスクリプション事業を始めるメディア、新しいタイプの読書会、学びの場を提供する書店・・・。出版コンテンツは、広義の読者サービスと言えます。「大人に、新しい『問い』を。」をミッションに掲げるNewsPicksパブリッシングの編集長 井上慎平氏と、日本最大の読書コミュニティである猫町倶楽部の代表 山本多津也氏が対談し、従来の出版の在り方とは違う出版事業について、さまざまな実施例を紹介いただくとともに、新しい読者との関係性構築について議論します。

■パネリスト:井上慎平(NewsPicksパブリッシング)、山本多津也(猫町倶楽部)

【参加申し込み】https://honnogakko2020aki04.peatix.com

 

第5フォーラム

2020年11月8日(日)15:30~17:00

コロナ禍の図書館
~知の地域づくりの観点から~

新型コロナウイルスの影響で私たちが無意識に過ごしていた日常は長期にわたり失われました。人が集う場には多くの制限が加わりほとんどの図書館は休館を余儀なくされました。この災厄は図書館にどのような影響を与えた(ている)のか、図書館人は何を考え、どのように状況を切り開こうとしていたのかを第一線にたつ皆さんからお話しいただきます。コロナ以後に向けてのこれからの図書館と人の新しい関係を展望します。

■コーディネーター:嶋田学(奈良大学教授)
■パネリスト:三田祐子(鳥取県立図書館)、千野国弘(山梨県立図書館)、村上岳(岡山県瀬戸内市民図書館)

【参加申し込み】https://honnogakko2020aki05.peatix.com

 

■お申込み・受講の流れ

下記URLにてご案内しております。

https://honnogakko.peatix.com/

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