運営組織
私たちの組織について
2012年3月1日に設立したNPO法人本の学校は、2022年に10周年を迎えました。
NPOの前身である本の学校は、
山陰の今井書店グループ120周年記念事業として1992年に構想されました。
以後20年にわたる活動では、書店人の研修機関である文字どおりの「学校」でありつつも、
山陰を中心に育まれてきた地域の市民運動としての図書館づくり、
読書・学びの場づくりと、出版界全体を見渡す議論の機会の提供を通して、
参加した全ての人が本を通じて互いに学びあう「学校」をめざしてきました。
こうした活動を、社会全体の公共的な財として継続していくために
設立されたのがNPO法人本の学校です。
本の学校の原点である「知の地域づくり」とは、
ローカルであるとともにグローバルでもありうるビジョンです。
本をめぐる状況は、さらに大きく変容しています。
けれどもこうした時代だからこそ、立場を越えて本について議論を巡らせ、
本の価値を問い続けていく場が必要であると私たちは考えています。