<参加受付中!>第24回「本の学校連続講座」

出版の未来像創造事業

NPO法人 本の学校 出版産業シンポジウム 2014 in 東京 ~変える、広げる本との出会い~

1995年から5年間にわたり、鳥取県大山町で開かれた「本の学校大山緑陰シンポジウム」は、2006年には「出版産業シンポジウムin東京」に引き継がれました。

今年9回目を迎える「本の学校・出版産業シンポジウムin東京2014」は、7月5日(土)東京国際ブックフェアが開かれる東京ビッグサイト会議棟で、「変える、広げる本との出会い」をテーマにシンポジウムと4つの分科会を開催します。

いま、これまで出版産業を支えてきた中堅取次各社の苦境が伝えられるなど、出版市場の環境変化は産業の根幹を大きく揺さぶっています。一方で、こうした時代の流れのなかで、人々と本との新しい出会い方を模索する動きが、書店や図書館、地域社会など至るところで始まっています。

こうした動きの現場で何が起きているのかを検証し、それらが豊かな読書環境を作り出すために何が必要なのかを考えます。

皆様のご参加をお待ちしております。

 

●日時 2014年7月5日(土) 10:00~16:00
●会場 東京ビッグサイト会議棟 http://www.bigsight.jp/
●受付 (9:00-10:00)


主催:特定非営利活動法人 本の学校
協賛:日本書店商業組合連合会  書店新風会  日本書店大学  日本書籍出版協会
   日本雑誌協会  出版文化産業振興財団  版元ドットコム  日本出版学会

特別講演

特別講演

10:00~11:40

これからの書店ビジネスを展望する ―リアル書店のネット時代への対応策―

共催●リード エグジビションジャパン

インターネットを通した書籍のオンライン販売が拡大し、電子書籍市場もいよいよ本格的な普及期に入ってきた今日、これまで読者と 出版物が出逢う場所の主流であったリアル書店はどうなるのだろうか。規模も地域も違う環境にある3書店の経営者が、現状に対する 考えや、これから書店事業を継続するための取り組みなどについて語る。

司会●星野渉(本の学校副理事長・文化通信編集長)
基調講演●高井昌史(紀伊國屋書店代表取締役社長)
パネリスト●高井昌史(紀伊國屋書店代表取締役社長)、洞本昌哉(ふたば書房代表取締役社長)、加藤勤(ブックスタマ代表取締役社長)

 

分科会

第1分科会

12:40~14:10

「書店発・責任販売」の可能性―文庫買切実験から見えたもの―

「個性的な書店づくり」「書店の粗利益改善」を目指すためには、書店が自ら「責任販売」に向かう必要があるが、それには出版社、取次、書店それぞれの大きな意識改革と新たな仕組みの構築が必要とされるであろう。新刊文庫の責任仕入・販売施策実験に参加した書店、出版社、調査担当者が、実験の成果、課題と今後の可能性について議論する。

コーディネーター●星野渉(文化通信社)
パネリスト●高須大輔(豊川堂)/ 寮勇治(新潮社)/斎藤康平(WorldBusinessCreation・コンサルタント)

 

第2分科会

12:40~14:10

本がつなぐまちづくり

コミュニティデザイン、まちづくり。近年にわかに注目される取り組みの中で「本」というアイテムは重要な役割を担う事が多い。「書店」「図書館」「古書店」といった従来の垣根を超えた、本を使った「まちづくり」、「場づくり」の実例を共有し、「本を届ける」という視点 から、新しい「本」と「まち」、そして「人」との関わりを考える。

コーディネーター●森田秀之(株式会社マナビノタネ)
パネリスト●礒井純充(まち塾@まちライブラリー提唱者、一般財団法人森記念財団・大阪府立大学観光産業戦略研究所)/鎌倉幸子(シャンティ国際ボランティア会、東日本大震災図書館事業アドバイザー)

 

第3分科会

14:30~16:00

いま、本屋をやるには

本屋をめぐる環境は厳しさを増しているが、新規開業や試行錯誤を続けながら奮闘する本屋も少なからず存在する。しかし、古書や 雑貨など本以外の商材の取り扱いに焦点が向けられることも多い。本分科会では、なぜ本屋をやるのか、本屋の可能性はどこにあるか を考え、いま本屋を開業するには何が必要なのかをタイプの異なる本屋の経営者・店主とともに議論する。

コーディネーター●水井都志夫(トーハン)
パネリスト●大井実(ブックスキューブリック)/西村史之(アルトスブックストア)/原田真弓(ひぐらし文庫)

 

第4分科会

14:30~16:00

ビジネスとしての電子図書館

電子書籍の普及とともに、電子図書館に対する取り組みも本格化し、先行する図書館では実証実験から運用段階に移行中である。利用 者視点での議論が多い図書館だが、出版社としても公共図書館の一般書市場、大学図書館の専門書市場は注目される。本分科会ではサ ービス提供側と利用側、ビジネスとパブリック、営利と非営利などの観点から、電子図書館の可能性、ビジネスとしての期待、構築の課題、 解決すべき問題などを議論する

コーディネーター●植村八潮(専修大学/出版デジタル機構)
パネリスト●牛口順二(紀伊國屋書店)/淺野隆夫(札幌市中央図書館)/黒田拓也(東京大学出版会)

交流会

交流会

18:00~20:00

本の学校 交流会

読者から書店、図書館、取次、出版社そして著者にいたるまで、出版文化を育む人々の交流の場、明日への始まりの場といたします。 本シンポジウムの登壇者、参加者に加えて、日ごろNPO本の学校の活動に参加、ご支援をいただいている皆様をお招きします。

会場●PRONTO ワンザ有明店
東京都江東区有明3-6-11 Tel: 050-5816-3297(ゆりかもめ国際展示場正門下車すぐ / ブックフェア会場より徒歩3分)
※会場の都合上、定員に達し次第、締め切りますことをお許しください。

 

リード エグジビションジャパン発行の
招待状をご覧の方へのお知らせ

郵送等で配布されております、リード エグジビション ジャパン発行の招待状の記載内容に間違いがございました。

「本の学校 出版産業シンポジウムin東京」のご案内欄に「受講無料」と表記されておりますが、正しくは分科会参加費は有料となり、3,000円(昨年度記録集付)となっております。誠に申し訳ございません。詳細につきましては本ページの記載にてご確認ください。

ご迷惑をおかけいたしまして誠に申し訳ございません。

 

■参加お申込み

<特別講演>10:00~11:40のお申込み (無料)

東京国際ブックフェア 公式Webサイトよりお申し込みください
http://www.bookfair.jp/
・受講券発送などのご案内はリード エグジビション ジャパン(株)からご連絡させていただきます。
・ご登録いただいた方には、今後、DMや電子メールなどの手段により、リード エグジビション ジャパン(株)開催の展示会・セミナー案内をさせていただくことがあります。
リード エグジビション ジャパン(株)の個人情報保護方針は ホームページ(http://www.reedexpo.co.jp)をご覧ください。

東京国際ブックフェアWebサイトへ

 



<分科会・交流会 のお申込み>

●第1/第2分科会   12:40~14:10
●第3/第4分科会   14:30~16:00

分科会3,000円(各時間帯より1分科会ずつをご選択いただけます)
※昨年度の記録集付き
 『書店と読書環境の未来図』  本の学校・編 定価2,592円(本体2,400円+税)

●交流会 18:00~20:00

交流会 5,000円

●分科会・交流会の参加費について。
当日会場受付時にお支払いください。

分科会・交流会の事前申し込みは終了いたしました。
参加をご希望の方は当日、分科会受付にて直接お申込みください。

東京ビッグサイト会議棟 http://www.bigsight.jp/

 

 


お申込書のFAXでも承ります。ご希望の方はパンフレットをダウンロードしてご利用ください

本の学校シンポジウムパンフレット(pdf)

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