2025年2月26日、GAKKENの古幡瑞穂氏と本の学校理事を務める草彅主税氏による対談講座「これからの出版業界」を東京・神保町にて開催。
両氏の豊富な経験と見識をもとに、出版業界の課題について多角的な意見交換が行われました。
講座では、本の価格や高止まりする返品率などの課題に触れながら、草彅氏が書店勤務時代に実施していた返品削減の成功事例を中心に話が展開され、今後業界全体で返品削減や流通の効率化を図るには、や、書店員自身が店頭に並べる本を主体的に選ぶ意識の醸成や意欲的な仕入れにつながる仕組みづくりが鍵になると述べられました。
当日はリアル開催のみでしたが、51名の方にご参加いただき、その後の懇親会にも多くの方が参加され、参加者同士の交流が深まりました。
NPO本の学校では、今後もさまざまなテーマで講演や対談企画を実施していく予定です。
