<参加受付中!>第24回「本の学校連続講座」

出版の未来像創造事業

NPO法人 本の学校 出版産業シンポジウム 2013 in 東京 ~転換点で考える本をつたえる仕事のこれから~

1995年から5年間にわたり、鳥取県大山町で開かれた「本の学校大山緑陰シンポジウム」は、2006年には「出版産業シンポジウムin東京」に引 き継がれました。今年8回目を迎える「本の学校・出版産業シンポジウムin東京2013」は、7月6日(土)東京国際ブックフェアが開かれる東京ビッグサ イト会議棟で、「転換点で考える 本をつたえる仕事のこれから」をテーマにシンポジウムと4つの分科会を開催します。

主要な電子書籍配信サービスが始まり、電子書籍が本格的に普及するなど、「本をつたえる仕事」そのものが変化しようとしています。そのように環境が 大きく変わろうとしている時代に、本と読者が出会う場所としての書店の役割はどうなるのか。本を届けている取次は、本を通した人々のつながりは、大学や図 書館は、雑誌は…。そうした疑問を、現在進行している事象を通して、そこに携わる人々が集まって議論します。

皆様のご参加をお待ちしております。

●日時 2013年7月6日(土)10:00~16:00
●会場 東京ビッグサイト会議棟 http://www.bigsight.jp/
●受付 (9:00-10:00)


主催:特定非営利活動法人 本の学校
協賛:日本書店商業組合連合会 書店新風会 日本書店大学
    日本書籍出版協会 日本雑誌協会
    出版文化産業振興財団 版元ドットコム 日本出版学会

 

◆メインセッション

10:00~11:40

<特別講演>

人と地域から“求められる書店”とは? ―持続可能なモデルを考える―

共催●リード エグジビション ジャパン

現状のリアル書店の経営に、必ずしも明るい未来があるとはいえないが、一方で古書を扱う小規模店舗や、ブックカフェ、 本や雑貨を置く店舗などが増加している。オンライン書店のシェアが拡大し、電子書籍市場が広がろうとしている中で、果たしてこれからの書店のあるべき姿と は。書き手、読み手、そして書店経営者のパネリストが、これからの書店の役割から経営までを視野に入れて話し合う。

コーディネーター●永江朗(フリーライター)
パネリスト●成毛眞(一般社団法人HONZ代表)、菊地敬一(ヴィレッジヴァンガード代表取締役会長)、石田千(作家)

 

◆分科会

12:40~14:10

●第1分科会
若手社員が語る“取次で働く理由”

日本の出版業界にあって最も特徴的な存在である取次。たびたび批判にさらされ、デジタル化で存在意義を問われている 今、取次の最前線で働く若手・中堅社員は、何を考え、どこをめざそうとしているのか?企業の垣根を超えてアクションを起こし始めたメンバーが、本気で語る 90分。

コーディネーター
●星野渉(文化通信編集長)
パネリスト(7/2追記:登壇者名を公開いたします)●沼田 大輔(日本出版販売)、松井 祐輔(太洋社)、水井 都志夫(トーハン)

 

●第2分科会
本を通じたコミュニケーションのあり方

本にまつわるイベントは書店や図書館などでの読み聞かせや、著者による講演会などが多かった。しかし、最近ではソー シャルネットワークを通じて、読書体験の共有や共感の輪も広がっており、読書会など新たな本を媒介としたイベントも生まれている。本分科会では、読書会や ブックトーク、本の交換会などの新しい「本を通じたコミュニケーション」のあり方について議論する。

コーディネーター
●川上徹也(湘南ストーリーブランディング研究所)
パネリスト
●山本多津也(猫町倶楽部)、テリー植田(イベントプロデューサー/「ブクブク交換」発案者)

14:30~16:00

●第3分科会
「学術出版」と大学市場はどこへむかうのか[日本出版学会共催]

学術情報のデジタル化や18歳人口の減少などの時代状況を背景にして大きく変わりつつある高等教育。この変化にわたし たちはどう向き合うべきなのか? 大学市場の変化をふまえて、教科書と学術書の生産、流通、保存、提供という役割をそれぞれ担ってきた各プレイヤーが「学 術出版」の展望を語る。

コーディネーター
●橋元博樹(東京大学出版会)
パネリスト
●島田貴史(慶應義塾大学メディアセンター本部)、福島裕記(全国大学生協連合会)、江草貞治(有斐閣)

●第4分科会 
雑誌の新たな「作り方・売り方」を考える[日本雑誌協会共催]

雑誌市場が近年縮小の一途をたどっているなか、出版社や取次、書店には、今までの雑誌流通の常識にとらわれない商品開 発や販売手法が求められている。本分科会では、「リサイズ版」や「限定付録版」等の発売、デジタルコンテンツの活用、時限再販や特別販売条件などの新たな 取り組みを行っている社より、その実績や課題、そして今後の雑誌販売・流通市場のあるべき姿を議論する。

コーディネーター
●梶原治樹(扶桑社)
パネリスト
●佐藤隆哉(小学館)、田中精一(ハースト婦人画報社)

◆懇親会

18:00~

懇親会

北コンコースレストラン街 カフェテリア マーメイド

読者から、書店、図書館、取次、出版社そして著者と出版文化を育む人々の交流の場、明日への始まりの場にご参加をお待ちします。 (定員に達し次第、締め切りますことをお許しください)



■参加お申込み

<特別講演>10:00~11:40のお申込み

東京国際ブックフェア 公式Webサイトよりお申し込みください
http://www.bookfair.jp/semiapp/TB-S/

・ 受講券発送などのご案内はリード エグジビション ジャパン(株)からご連絡させていただきます。
・ご登録いただいた方には、今後、DMや電子メールなどにより、リード エグジビションジャパン(株)の展示会・セミナーの開催案内をさせていただくことがあります。
・リード エグジビション ジャパン(株)の個人情報保護方針はホームページ(http://www.reedexpo.co.jp)をご覧ください。



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分科会・懇親会 のお申込み

下記フォームからお申込みいただけます。



受付は終了いたしました。たくさんのご参加、ありがとうございました。

 

 

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