新型コロナウイルス感染拡大によって、多くの書店が休業や感染者の発生など苦労を強いられる一方で、地域書店には多くの人が訪れ、改めてその存在が見直されています。かつての阪神淡路大震災や東日本大震災などの大災害でも、人々は本や書店を求めたと言われます。いま、この状況下で改めて書店という存在について、南相馬で本屋フルハウスを開業した作家の柳美里氏、仙台で出版活動続け2019年からは古書店も営む荒蝦夷の土方正志氏、神戸市須磨区で井戸書店を営業する森忠延氏が、ライターの永江朗氏のコーディネートで災害と書店や読書について考えます。
※本イベントは配信のみでご参加いただけるイベントです。
※その他のフォーラムのご案内はページでご確認ください。
永江朗
1958年生まれ。北海道旭川市出身。法政大学文学部哲学科卒。書籍輸入販売会社のニューアート西武(アールヴィヴァン)を経て、フリーの編集者兼ライターに。1990〜1993年「宝島」「別冊宝島」編集部に在籍。2008〜2013年早稲田大学教員。主な著書に『菊地君の本屋』『インタビュー術!』『本を読むということ』『筑摩書房 それからの40年』『「本が売れない」というけれど』『小さな出版社のつくり方』『私は本屋が好きでした』ほか。「アサヒ芸能」「週刊朝日」「週刊エコノミスト」「ミーツ・リージョナル」「素敵なあの人」等で連載中。「ラジオ深夜便」(NHK第一、第3日曜日深夜)に出演中。
柳美里
劇作家・小説家。1968年茨城県土浦市生まれ。高校中退後、東由多加率いるミュージカル劇団「東京キッドブラザース」に入団。俳優を経て、1987年演劇ユニット「青春五月党」を結成。1993年『魚の祭』で岸田國士戯曲賞を最年少受賞。1997年『家族シネマ』で芥川賞を受賞。2018年福島県南相馬市小高区の自宅を改装し、本屋「フルハウス」をオープン。同年「青春五月党」を復活させる。近著に小説『飼う人』『JR上野駅公園口』『ねこのおうち』、戯曲『町の形見』、エッセイ集『南相馬メドレー』など。
土方正志
有限会社荒蝦夷代表取締役。編集者・作家・エッセイスト。1962年北海道生まれ。東北学院大学、日本エディタースクール卒。業界誌記者を経て、フリーランスのライター・編集者に。2000年仙台に別冊東北学編集室を設立。2005年同編集室を有限会社荒蝦夷として法人化、現在に至る。2019年4月仙台市宮城野区に〈古本あらえみし〉をオープン。著書に『瓦礫の風貌 阪神淡路大震災1995』(リトルモア)、『てつびん物語 阪神・淡路大震災 ある被災者の記録』(偕成社)、『震災編集者 東北の小さな出版社〈荒蝦夷〉の5年間』(河出書房新社/河出文庫改題『瓦礫から本を生む』)など。
森忠延
井戸書店(神戸市須磨区平田町)代表取締役。1961年生まれ。1984年大阪大学人間科学部卒後、三菱レイヨン入社、1993年同社を退社し井戸書店に入社。2011年兵庫県書店商業組合理事、2013年同専務理事、2015年同副理事長、2019年同理事長に就任。
オンライン開催
※Zoomウェビナーを使用 ■参加費:2,200円(税込)
※事前申し込み・クレジットカード・コンビニ決済による前払い制
本の学校事務局 0859-31- 5001
主催:特定非営利活動法人 本の学校
後援:日本書店商業組合連合会 書店新風会 日本書籍出版協会(予定) 日本雑誌協会 日本出版インフラセンター 出版文化産業振興財団 版元ドットコム 日本出版学会
※参加者の方々には事前に、Peatix内メールにてオンライン視聴の方法をお伝えいたします。
※アーカイブ配信はございません、ライブ配信のみです。
※本公演をご視聴いただくためには、PC/タブレット/スマートフォンが必要になります。
※本イベントは配信のみでご参加いただけるイベントです。
1995年から5年間にわたり、鳥取県大山町で開かれた「本の学校大山緑陰シンポジウム」は、2006年には「出版産業シンポジウムin東京」に引き継がれ、これまで「東京国際ブックフェア」や「神保町ブックフェスティバル」の協賛企画として開催してきました。15回目を迎える本年は、「本の学校・出版産業シンポジウム2020~オンラインで本の“いま”を語ろう」として、11月7日(土)8日(日)に、オンラインセミナーとして開催します。
新型コロナウィルスによって引き起こされた社会の思いもよらない変化は、本をめぐる状況にも及びました。これまで語られてきた書店、図書館、出版、読書をめぐるさまざまな課題は、コロナ禍を経てどのように変わり、どのように引き継がれていくのでしょうか。そうした疑問を、そこに携わる人々がオンライン上で議論します。
皆様のご参加をお待ちしております。
●日時 2020年 11月7日(土)~8日(日)
●会場:オンライン ※Zoomウェビナーを使用
●セミナー参加費:1講座2,200円(税込) ※事前申し込み・クレジットカード・コンビニ決済による前払い制
※参加者の方々には事前に、Peatix内メールにてオンライン視聴の方法をお伝えいたします。
※アーカイブ配信はございません、ライブ配信のみです。
※本公演をご視聴いただくためには、PC/タブレット/スマートフォンが必要になります。
主催:特定非営利活動法人 本の学校
後援:日本書店商業組合連合会 書店新風会 日本書籍出版協会(予定) 日本雑誌協会 日本出版インフラセンター 出版文化産業振興財団 版元ドットコム 日本出版学会
※本イベントは配信のみでご参加いただけるイベントです。
●日時 2020年 9月19日(土) 15:00~16:30
●会場:オンライン ※Zoomウェビナーを使用
●セミナー参加費:¥1,100 ※事前申し込み・クレジットカード・コンビニ決済による前払い制
※参加者の方々には事前に、Peatix内メールにてオンライン視聴の方法をお伝えいたします。
※アーカイブ配信はございません、ライブ配信のみです。
※本公演をご視聴いただくためには、PC/タブレット/スマートフォンが必要になります。
8月22日に開催を予定しておりました第18回「文藝学校」講演会は、2020年度はこの度の新型コロナウィルス感染拡大防止対策を受けて、中止の運びとなりました。
楽しみにしてくださっていた皆様には誠に申し訳ございません。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●本件に関するお問い合わせは
NPO法人 本の学校
TEL:0859-31-5001
FAX:0859-31-9231
E-mail:b-schule@imaibooks.co.jp
毎年5月に開催をしている、本の学校・書店人教育講座(春講座)に関しまして、2020年度はこの度の新型コロナウィルス感染拡大防止対策を受けて、開催延期の運びとなりました。再開時期は未定です。
再開が決まりましたらまたご案内申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
NPO本の学校 事務局
本講座は開催延期となりました。詳細が決まり次第再度お知らせいたします。
本講座は開催延期となりました。詳細が決まり次第再度お知らせいたします。
下記お申し込み用紙をダウンロードの上、FAX・TEL・メール等でお申し込みください
チラシ・お申込書(PDF)
お問い合わせ:「本の学校」生涯読書をすすめる会 事務局
TEL 0859-31-5001 FAX 0859-31-9231
さまざまな形で活躍する書店人に仕事への姿勢やノウハウを開示してもらい、今後の書店人育成に何が必要かを探るセミナー企画「本の学校連続講座」。第23回を開催いたします。
連続講座
2020年2月21日(金)18:30~20:00(受付:18:15~)
パルコBC渋谷店やリブロ池袋本店など、35年間以上にわたって売場で矢部さんが実践してきた、一冊でも多くの本を売るための工夫や考察をとことん語ります。
◆登壇者略歴
・矢部 潤子(やべ じゅんこ)
1980年芳林堂書店入社、池袋本店の理工書担当として書店員をスタート。3年後、新所沢店新規開店の求人に応募してパルコブックセンターに転職、新所沢店、吉祥寺店を経て、93年渋谷店に開店から勤務。2000年、渋谷店店長のときにリブロと統合があり、リブロ池袋本店に異動。人文書・理工書、商品部、仕入など担当しながら2015年閉店まで勤務。その後、いろいろあって退社。現在は㈱トゥ・ディファクトで、ハイブリッド書店hontoのコンテンツ作成に携わる。著書に『本を売る技術』(本の雑誌社・2020年1月下旬刊行)
・杉江 由次(すぎえ よしつぐ)
1971年生まれ。1997年、本の雑誌社入社。著書に『本の雑誌 炎の営業日誌』(無明舎出版)『サッカーデイズ』(小学館文庫)
◆日時:2020年2月21日(金)18:30~20:00(受付:18:15~)
◆会場:東京・水道橋 / 貸会議室「内海」(東京都千代田区神田三崎町3-6-15 東京学院ビル)[地図]
◆参加料: セミナー参加料=3,000円(※当日・現金精算のみ)
※セミナー終了後、別会場にて懇親会を開催する予定です(20:30~ / 参加料3,500円予定)
広島大学大学院文学研究科では、文学・語学系の教員を中心として「文藝学校」と名づける活動を展開してきました。今年も4つの講義をご用意して皆様をお待ちしています。
文学・哲学・歴史学などに興味のある方、文学部志望の高校生の皆さんも受講していただけます。
今年も「文藝学校」講演会を開催します。今年のキャッチフレーズは、「人文学は、暖かい。」寒い季節ではありますが、皆さまお誘い合わせの上、ふるってご来聴ください。
●日時 2019年 12月7日(土) 10:30~17:00
●会場 本の学校 2階 研修室
(鳥取県米子市新開2-3-10/TEL:0859-31-5001)
●受講料 無料
主催:広島大学大学院文学研究科/特定非営利活動法人 本の学校
共催:(株)今井書店グループ・「本の学校」郁文塾
ブックフェスティバル期間中の10月27日に「本の学校出版産業シンポジウム2019in東京」を、開催します。
本の学校は1995年の開校以来、「大山緑陰シンポジウム」や「出版産業シンポジウム」など、本の未来を考えるための活動を行ってきました。今年も本にかかわるさまざまな立場の人々が集う場として、“本の街”神保町で4つのフォーラムを開催します。
本の学校出版産業シンポジウムin東京は、神保町ブックフェスティバルの協賛イベントです。
●日時 2019年10月27日(日) 12:30~15:50 (12:00受付開始)
● 会場 専修大学神田キャンパス 地図
主催:特定非営利活動法人 本の学校
後援:日本書店商業組合連合会 書店新風会 日本書籍出版協会 日本雑誌協会
日本出版インフラセンター 出版文化産業振興財団 版元ドットコム
日本出版学会 専修大学文学部
NPO法人 本の学校 出版産業シンポジウム 2019 in 東京 ~神保町で 本の“いま”を 語ろう~について詳しく見る
日時:2019年6月22日(土),23日(日)
会場:山梨県立図書館(甲府市・JR甲府駅前)※一部別会場あり
主催:NPO法人本の学校 / やまなし読書活動促進事業実行委員会
書店人育成・研修を目的とした「本の学校・春講座」は、1995年に鳥取県米子市でスタートし、多くの受講生にご参加いただいてきました。
25年目を迎える本年は、初めて山梨県甲府市で開講。地域の書店・図書館・行政が連携して読書活動を行っている「やまなし読書活動促進事業実行委員会」との共催で、本と図書館・書店にまつわるさまざまな最新情報をお伝えします。